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交通状況 1998/5/1

メキシコシティの道路は大変ゆったりしています。ちょっとした裏通りでもかなり広いです。でも運転はみんな荒いですね。交差点に信号が少ないので、早く交差点に入ったものが優先みたいです。気が弱い人はなかなか進路変更も難しいでしょう。車はみんな大きなものばかりです。でもぼこぼこで傷だらけの車も少なくありません。そんな感じですから、私もちょっとした傷は気にならなくなりました。

 

ガソリンはかなり安く、1リットル3.4ペソ(約52円)です。ガソリンスタンドは国営でやっているそうです。メキシコシティでは交差点のいたるところで物売りの人を見かけます。花、地図、人形、車の窓拭き、等々。この車の窓拭きがくせ者で、頼みもしないのに勝手に窓を拭こうとします。手を振って「ノー」の意志表示が大切です。中には4~5才の子が物売りをしています。物売りでなく、パフォーマンスだけで金銭を得ようとしている子供もいますが、こう言う子供をストリートチルドレンといい、メキシコの社会問題になっています。親が子供を捨てるのです。中には親のいるストリートチルドレンもいて、親が近くにいて子供だけにパフォーマンスさせているのもいます。車の運転者の同情心を買おうとしているのでしょう。そんな子を見ているとかわいそうになります。

 

バスやタクシー、地下鉄もばんばん走っていますが、まだタクシーにしか乗ったことがありません。バスや地下鉄の中ではスリがいるらしく日本人は狙われやすいので、要注意です。でもそのうち乗ってみたいです。

 

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