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スモッグ 1998/5/30

メキシコ市 大気汚染が深刻化非常事態宣言 車両規制など強化へ

 

メキシコ市は25日、大気汚染が人体に有害なレベルに達したまま改善の兆しが見られないため、非常事態を宣言、26日から車両通行規制の強化などを実施すると発表した。メキシコ市当局が打ち出した対策は、

 

1.ナンバープレートの末尾の数字による車両の通行規制を通常の二倍に強化する。

 

2.工場の操業を三分の二に落とす。

 

3.学校では屋外運動を禁止する。  -からなっている。

 

メキシコ市は、80年代から大気汚染が世界最悪と言われていたが、今年は特にエルニーニョ現象により山林火災が多発し、汚染に拍車をかけている。メキシコ市では、大気中のオキシダント濃度に関する環境基準を0.11ppmとしており、この値を100IMEC(大気汚染指数)と定めている。指数が200を超えると、野外での運動は危険で日常生活にも支障が出るが、23日から200を超える日が続いていた。

 

5月29日読売新聞(衛星版)より

 

というわけで、ここメキシコシティは、空を見ても真っ白、深呼吸など到底出来ません。インターネットのYahoo Japanのニュースを見ても、このことは海外ニュースとして取り上げてあり指数が200を超えたため、目の痛みを訴えた人がかなりいたと書かれていました。でも私は目の痛みはありません。体がすっかりメキシコ人以上になじんでしまったのでしょうか。

 

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