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エレベーター事件 1998/6/5

またまたトラブルに遭遇してしまいました。

 

昨日(木曜日)会社から帰ってアパートのエレベーターに乗ろうとしたところ、故障中の張り紙が・・・ 

私のところは6階で正面ドアにはエレベーターでしか行けません。裏口ドアは階段で行けますが、このドアにはカギが二つ付いていて二つのカギを同時に開けないと、ドアは開かない構造です。ところが裏口のカギは一つしかオーナーからもらっていなかったためどうせ裏口から入ることはないだろうと思い、カギを部屋の中に置いていたのです。

 

Mさん(前任者で現在同居中)と思案した結果、アパートの警備人に事情を話して隣の人の部屋の裏口から自分の部屋の正面ドアに行く案を思いつきました。Mさんが片言のスペイン語で警備人に事情を話しました。警備人は快く協力してくれて隣の部屋のブザーを押しました。ところが何度ブザーを押しても反応がありません。隣の人の部屋を通してもらわない限り、自分の部屋に行く手段がないのです。Mさんが「今日はホテルに泊まろうか」と言いました。私たちは日航ホテルへ行きました。もし部屋が空いていなかったら会社にでも泊まる覚悟でしたが、会社には布団がないので日航ホテルが空いていることを祈りました。運良くこの日はツインの部屋が空いていて、ホテルに泊まることが出来ました。

 

次の日、つまり今日(金曜日)の昼頃アパートに行ってみましたが、エレベータはまだ直っていませんでした。今度こそと思い、隣の人の部屋のブザーを押してみたところ、反応がありました。事情を話してやっと隣の人の裏口から自分の部屋に入ることが出来ました。早速カギ屋を呼んで、裏口のドアのもう一つのカギ作ってもらいました。この前は、停電、そして断水。今度はエレベーターの故障とトラブル続きのアパートです。でもこれがメキシコなのかもしれません。

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